インプラント・入れ歯・ブリッジってどれがいいの?
虫歯や歯周病を重症化させてしまって、近いうちに抜歯をする予定の方、あるいはもうすでに歯を失ってしまっている方は、何らの方法で欠損部を補う必要があります。その際、選択肢として挙げられるのは、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つです。今回はこの3つの治療法の違いについてわかりやすく解説します。
▼経済面を最重視する方は入れ歯・ブリッジ
失った歯の治療法を検討する際、何を最も重要と考えるか、事前に決めておくことが大切です。もしも経済面を最重視するのであれば、間違いなく保険診療の入れ歯・ブリッジがおすすめといえます。保険であれば患者さまの費用負担は1~3割となるからです。ただし、審美性や機能性、耐久性、生体安全性などは追求することはできません。なぜなら、保険診療では原則として歯科用プラスチックしか使用できないからです。保険では、人工歯も義歯床もレジンで作ることになります。
▼審美性・耐久性・機能性を重視するならインプラント
見た目の美しさ、装置の寿命の長さ、天然歯に近い噛み心地、残った歯や顎の骨への影響などを重視するのであれば、インプラントが推奨されます。インプラントには唯一「人工歯根」が存在しており、審美性・耐久性・機能性を限りなく天然歯に近い形で仕上げることが可能なのです。
もちろん、その他の治療法にはない「外科手術」が必須となっていますが、それほど大掛かりな処置ではないので、心配するほどではありません。ちなみに呉市のうえはら歯科医院なら、インプラント治療のエキスパートである院長が難症例にも対応することができます。
▼まとめ
このように、インプラント、入れ歯、ブリッジは“失った歯を補う治療”という点で共通していますが、治療方法や治療によって得られる効果は大きく異なります。とくに先進医療でもあるインプラントは治療によって得られるメリットが大きいため、多くの方におすすめできます。
2022年3月8日 (火)
カテゴリー :メリットデメリット