人工歯根を埋め込む「インプラント手術」は、全身麻酔下で行うような手術ではないのでそれほど心配する必要はないのですが、症例によっては難しい場合もあります。今回はそんなインプラント手術が行えない・難しい症例についてわかりやすく解説します。

▼顎の骨の状態が悪い

お口の中にたくさんの歯が残っていても、インプラントを埋め込む部位の骨の状態が悪かったら、手術を行うことが難しくなります。具体的には顎の骨が薄い、狭い、密度が低いといった状態だと、チタン製のネジを安全に埋め込むことができず、インプラント治療そのものが適応がとなります。実際、他院で「顎の骨の状態が悪いのでブリッジや入れ歯にしましょう」と提案された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

▼全身の健康状態が悪い

重症度の高い高血圧症や糖尿病などを患っている場合は、インプラント手術が困難となります。手術中に血圧が急上昇したり、糖尿病によって傷の治りが悪くなっていたりするからです。脳梗塞や心筋梗塞にかかったことがある人は、血液が固まりにくくなるお薬を飲んでいることもあり、止血が困難となるトラブルが予想されます。

▼当院なら手術可能となるかも？

うえはら歯科医院では、上述したような症例でも、先進的な技術や医療機器を駆使することでインプラント可能となることもありません。とくに院長は呉市でもたくさんのインプラント症例に当たってきたエキスパートであり、難症例にも対応可能です。

▼まとめ

このように、患者さまのお口や全身の状態によってはインプラント手術が難しくなることがありますので、まずはカウンセリングおよび精密検査を受けることをおすすめします。インプラントはとても優れた治療法ですが、安全な形で手術を実施することが何よりも重要といえます。ですから、インプラントは当院のような診療実績豊富な歯科医院に相談するのが良いですよ。