インプラントのデメリットはある?
インプラントについて調べていると、メリットばかりが目に付いて、デメリットについてはあえて伏せられているように感じる方もいらっしゃることでしょう。実際、インプラント治療はメリットが余りにも多い治療なので、どうしても良い面にフォーカスが当たりがちです。そこで今回はインプラントの欠点・デメリットに焦点を当てて解説します。
▼外科手術が必要
インプラントには、その他の治療法にはない「人工歯根」という素晴らしいパーツがあります。これによって見た目が自然で美しく、硬い物でもしっかり噛めるようになるのですが、外科手術が必須となる点にご注意ください。“手術”といってもたくさんの医師が立ち会って、全身麻酔下で行うようなものではなく、比較的小規模の処置となりますので心配し過ぎる必要はありまませんよ。
▼保険が適用されない
インプラント治療は原則として保険が適用されません。保険の入れ歯・ブリッジと比較すると、費用負担が大きくなることから、これを大きなデメリットと感じる方も少なくないことでしょう。また、専門性の高い治療なので、もともとの費用もそれなりに高くなります。当院ではインプラント1本当たり20万円代で治療していますが、全国的には30万円代が相場となっています。
▼メンテナンスが欠かせない
インプラントには5年や10年といったかなり長い保証期間が設けられていますが、メンテナンスを怠ってしまうと保証が受けられなくなります。また、インプラントの不具合を見過ごしてしまい、さまざまなトラブルに見舞われることになるため、メンテナンスは欠かさず受けるようにしましょう。
▼まとめ
このように、インプラントにはたくさんのメリットがあると同時に、いくつかのデメリットが存在しています。治療後に後悔しないためにも、インプラントのデメリットや手術に伴うリスクなどは事前にしっかり把握しておきましょう。呉氏のうえはら歯科医院までご相談いただければ、さらに詳しくご説明します。
2022年3月8日 (火)
カテゴリー :メリットデメリット